wanderer

人生放浪記(まだ更新中)。物心ついた頃から性別に違和感あり。職業選択の不自由を味わいながら結果的に「放浪者」になってしまったこれまでの人生を振り返る。

心に刺さる

GWも今日で終わり。今年もコロナのせいで自粛モード、天気も荒れ気味。
たまたま観たマドモアゼル愛先生の動画が心に刺さった。

挫折や失敗こそがインターバル - YouTube

 

私は幼い頃から性別に違和感があった。こう思うのは自分の頭がおかしいんだと、誰にも言ってはいけないと思って生きてきた。社会に出てからも、一般的な女性に求められることが受け入れられず(化粧、服装、お茶くみ、男性のサポート役など)、生きづらさを感じていた。この問題だけではないかもしれないが、いわゆる「普通」に生きることができず、何度か空白の時間を過ごしてきた。
今やジェンダーフリーという言葉がテレビでも聞かれるようになった。私が大学院で学んでいた頃とは大違いだ。いろいろな生き方が許容されるようになってきた。それはいいことだと思う。ただ、シニカルな見方をすると、言葉だけが上滑りしている感が否めない。性別・性差をなくすことではない。
ま、昔よりはだいぶ楽に生きられるようにはなってきた。順当にキャリアを積むことができなかった私の人生、つぎはぎの、空白だらけの人生。マドモアゼル愛先生の言葉に救われた。