wanderer

人生放浪記(まだ更新中)。物心ついた頃から性別に違和感あり。職業選択の不自由を味わいながら結果的に「放浪者」になってしまったこれまでの人生を振り返る。

やってしまった

月曜日。配達物が多いだろうなと気を引き締めて出勤、といきたいところだったが、昨夜から花粉症がひどくて、薬を飲んでも効かず、ほとんど眠れなかった。一時ウトウトして目が覚め、何気なくテレビを付けたら、夜中に和歌山で震度5弱の地震
おお~。これだから新月満月の前後って怖いんだよ。大きな被害がなくて何よりだった。
で、出勤。今日から作業場のレイアウトが変わっていた。自分の場所を探すのに時間がかかった。今までと勝手が違い、どこへ取りに行けばいいのか分からずにいたら、向こうから持ってきてくれた。ありがたい、けど…すんごい量だ(苦笑)。これ、一回じゃ持っていけないよ。
早く整理したいのに、朝の体操だミーティングだ、で時間を取られる。
配達物の整理をしていたら課長が「おはよう~」とやってきた。そこで、私が金曜に配達したものが違うお宅のポストに入っていたことを知らされた。幸い、物はあったので送るべきところへ配達したと。決して怒らず、やさしい口調で言ってくれたのだが、土曜は嵐のような天気だったし、本当に申し訳ないと思って課長に頭を下げた。
ああ、やっちまった。
午前中の配達はいつもより30分遅れで出発、数が多く、戻ってきたのは13時半ごろ。そこから急いで昼めしを食べ、また午後の配達の準備に取り掛かった。午前中に生理で来ていなかった配達物は、私が配達に行っている間に課長がやっておいてくれた。本当に申し訳ない。ありがとうございます。
午後は余裕を持って出発できたものの、やはり数が多く、戻りが遅くなってしまった。
後片付けを終え、退社しようと思ったら課長に呼び止められた。
何のことかと思ったら…
実は先週金曜日、今月末(契約期間満了)で辞めたい旨を部長に伝えたのだ。それについて「考えなおす気はない?」との話だった。
まだ1か月半だし、ゆっくり覚えればいいよ、と。何の問題もないよ、と。誤配も俺だっていまだにやるから大丈夫、と。
いやいや、「でもあまりにもダメすぎるし、業務が細かいことが多くてしんどい(ホンネはもう配達が嫌)」と伝え、意志が固いことを告げた。
みなさん、やさしいけど、そうそういつまでも甘えてられない。みんなのほうがもっともっと忙しいんだ。先日事故もあったし。ここで終わる方がキリがいい。
っていうか、ここが今までで一番しんどい。もっと若ければまだしも、これからどんどん体力が落ち、視力も弱くなってくる。このままだと自分の身が危ないと感じた。こんなふうに感じた職場は初めてだ。