wanderer

人生放浪記(まだ更新中)。物心ついた頃から性別に違和感あり。職業選択の不自由を味わいながら結果的に「放浪者」になってしまったこれまでの人生を振り返る。

レジ待ち

先月から短期の派遣が決まって忙しく働いている。面接なしの大量募集。条件はわりといいし、大変だけど残業ありきなので稼げる。助かった。
ところで、さっき買い物から帰ってきたのだが、コロナで距離をとるようになってだいぶ気が楽になったのだが、新たなトラブル?に見舞われた。
格安スーパーで列に並ぼうと思ったら、すっと前におばはんが…。
狭い通路なので商品でも見るのかと思ったら、私の後ろに手を伸ばして、カートを持ったダンナ(じじい)を引き入れた。
ちっ。急いでないし、まあいいか。
そのあと別のスーパーで洗剤だけ買いに行ったときのこと。
日曜なので店内は運んでいた。洗剤1個なのでセルフレジの列に並んだ。よく確認したつもりだった。
そしたら「すいません(圧強め)並んでるんですけど!!!」
びっくりして後ろを振り返ると「三白眼の色黒デブ(失礼)ヤンママ風」がにらみをきかせていた。背後でいきなり大きな声を出されたことにびっくりして、何も言わず私はそのヤンママの後ろに並んだ。が、気分が悪いので、かなり離れた、しかも混んでる普通のレジの列に並び直した。みんなカゴいっぱいに買っている。あ~あ、なんでいつもこう絡まれるんだろうなあと思いながら順番を待っていた。せまい店内は混雑していて、並んでるそばから商品を見たい人が自分の周りを行き来していた。
自分の左側から人が来たのでよけてあげようと何気なく見たら、なんと、さっきの色黒ヤンママが来た。「え、なんで?」
私が並んでいるところはシャンプーとか化粧品がある。ヤンママは買い忘れたのか、その棚を見ていた。
(はやく向こう行けよ)と思ってチラチラ見たが、一向にその場を離れようとしない。
と思ったら、私の後ろに並んだ。
「なにこいつ???」
気持ち悪い。おかしい奴だ。私は怖くなってその列を離れ、ずっと向こうにある、最初に並んだセルフレジの列に並び直した。
「こええええ~」
ここは店内がせまいため、通路を挟むときは脇のレーンに曲がって並ぶようになっている。床に矢印がある。私が通路前まで来たとき、今度は右から私の前におばさんがスーッと入ってきた。まあ、しかたないかと思っていたが、目が合ったので、「あの~、並んでるんですけど」と言ったら、「ああ、どうぞどうぞ。ごめんなさいね」と明るく言って、私の後ろに引き下がってくれた。
ようやくセルフレジの順番が来て、会計を終え、あのヤンママがついてきやしないかキョロキョロしながら足早にスーパーを出た。
あんなの初めてだ。
怖い、気持ち悪い、ナメられた自分が悔しい。私が体格のいい男だったら、つっかかってはこなかっただろう。これはいつもそう思う。
というか、本当に、悪い意味で引きが強い(苦笑)
会いたくないやつに会う。浮浪者や独り言を言っているようなヤバイ奴が近寄ってくる。決してぼーっと歩いているわけではない。お祓いしてもらっても効果がない。
なんなんだろう。本当に疲れる。
家に帰ってすぐさま塩をまいた。