wanderer

人生放浪記(まだ更新中)。物心ついた頃から性別に違和感あり。職業選択の不自由を味わいながら結果的に「放浪者」になってしまったこれまでの人生を振り返る。

最悪の展開

やっとやっと声がかかった派遣の案件。社内選考も通り、会社見学という名の面接へ。久々の大手企業だ。
この日はいい天気だった。
現場の前で営業担当者と話をしていたとき、営業さんのスーツのボタンがポロっと落ちた。嫌な予感…。
時間になったので受付へ。
対応してくれたのは人事担当者と現場の担当者、いずれも女性。面接は終始なごやか。業務内容も会社の雰囲気も想像どおり。現場もこまかく案内してくれた。
短期とはいえ、ここで働きたいと思った。いけると思った。
その日、派遣の営業さんからは電話がなかった。これまでの経験から、採用の場合は当日中に電話連絡があることが多かった。あれ? ダメなのかな…。
翌日の夕方、派遣会社から電話が来た。
「競合他社のほうでお願いすると言われた。今回はなかったことに」だと。
たしかに面接の帰り道、営業さんは「競合がどーのこーの…」とチラッと言っていた。
はあ? なんだよそれ! 競合すること自体、違法なんじゃなかったっけ?
じゃあ面接なんかするなよ。交通費返せよ!
あのにこやかな態度はなんだったの?
ほんと、人間不信になる。
お前が甘いと言われればそれまでだけど、それにしたって…。
これまで、面接まで済ませて落ちたことは最初の案件(翌日にやっぱり採用したいと言われた)だけ。めんどくさそうに対応され、そのときは明らかに好かれていない印象だったからこっちも察しがついた。
感触がよかっただけに今回はショックが大きい。
マジできつい。ここまで決まらないともう生活できない…。
コロナ感染者も過去最高とかニュースで言ってるし、GO TO とかやってないでまた給付金くださいよ。自殺者また増えるよ。自分だってどうなるかわからない。