wanderer

人生放浪記(まだ更新中)。物心ついた頃から性別に違和感あり。職業選択の不自由を味わいながら結果的に「放浪者」になってしまったこれまでの人生を振り返る。

コーラルベイ

エクスマウスを満喫し、コーラルベイに向かう。エクスマウスで仲良くなった子たちとはたまたま方向が同じだったので、ここも一緒に旅をし(のちにシドニーで再会)、同じバックパッカーに泊まった。私が予約したのはクーラー付きの部屋だったが、後から申し込んだ子はクーラー付きの部屋がいっぱいで空きがなかった。噂どおり、クーラー無しの部屋は蒸し暑く、部屋に入って電気をつけると悲鳴が…なんとイモリがあちこちにはりついていた(笑)。
コーラルベイは小さな町で特になにもないが、海が恐ろしくきれいだった。しかも遠浅で穏やか。あまりに素晴らしくて、2年後再び訪れたくらいだ。さて、お金を下ろそうと銀行を探すがどこにもない。歩いていた人に「銀行はありますか?」と聞いたら、そこにあるよ、と指さしたのが小さなスーパー。ああ、この中にATMがあるのかなと入ってみるがどこにもない。レジの人に「お金を下ろしたいんだけど銀行はありますか」と再び聞くと「いくらほしいの?」と言う。どういうことかわからずあっけにとられていると、レジの人がクレジットカードやデビッドカード(オーストラリアでは25年前からあった)のときに使うカードスキャナを出してきた。キャッシュカードを読み込ませ、PINナンバーを入力し、確認が取れるとレジを開け、そこからお金を渡してくれた。驚きだった。ああ~すごいな。こういうシステムなのか。
コーラルベイではグラスボトムボートに乗ってシュノーケリングツアーに参加した。ここで初めてサンゴ礁を見た。他はなにをするでもなく、この美しい海を堪能した。シュノーケルだけでも十分楽しめた。夕日が美しかった。まったく飽きることがなかった。