wanderer

人生放浪記(まだ更新中)。物心ついた頃から性別に違和感あり。職業選択の不自由を味わいながら結果的に「放浪者」になってしまったこれまでの人生を振り返る。

フジコ・ヘミングさんのコンサート

今日、フジコさんのソロコンサートに行ってきた。去年、初めて東京文化会館で聴いて感動した。
たまたま大宮でコンサートがあることを知り、せっかくなのでまた聴きたいと直前にチケットを取った。今回は奮発してS席だ(A席は売り切れだった)。
というわけで大宮に向かったのだが、前述の立てこもり事件のせいで駅前がごった返していた。久々の大宮ソニックなので道順がうろ覚えだ。コンコースから行った方が早いよな~と思って歩いていたら、規制線が張られていた。ソニック側には渡れず、下に降りろと言う。っていうか、事件現場がソニックシティの真向かいのビルだった。報道陣のカメラがずらり、野次馬もたくさんいた(趣味悪い)。ありゃ~マジか。
一服しようと思っていたドトールも規制線の中で閉まっていた。あ~あ。
思ったより時間を取られ、やっとソニックへ。
今度は入場するのに大行列。もっと早く家を出ればよかった。
検温とアルコール消毒をして無事に入場。
席はめちゃくちゃよかった。1階の真ん中より少し前。正面にピアノ。
フジコさんの表情もよく見えた。
前半は紫のドレス、後半は緑のお召し物(だったかな?)。
前回の上野とは違う曲を聴くことができてよかった。
フジコさんといえば!の「ラ・カンパネラ」は弾いてくれた。もちろんよかったのだが、今日は「ハンガリー狂詩曲 第2番」がグッときた。
クラシックのことはまったく分からないが、フジコさんのピアノを聴きながら、自分のこれまでの人生を振り返っていた。前回もそうだった。
今まで会った人たち、楽しかった時、苦しかった時、歴代のインコたちのこと。
クラシックって歌詞(言葉)がない分、いろいろ想像させてくれる。感情をダイレクトに揺さぶる。
残りの人生、この先どうなるのか見当もつかないけど、またフジコさんのピアノを聴きたいと思った。
最後にグチを。
こういうコンサートで咳ばっかりするやつってなんなの?
わざととしか思えん。
幸い、自分の周りにはいなかったが、耳に邪魔なんだよねえ。
生理現象だからしかたない?
人間だったら制御する努力をしろ。デリカシーなさすぎ。
以上。